睡眠時無呼吸症候群

診断、治療について

 睡眠時無呼吸症候群とは、眠っている間に呼吸が止まる病気で、SAS (Sleep Apnea Syndrome)とも呼ばれています。
厳密には、10秒以上、呼吸が止まっている状態が7時間に30回以上もしくは1時間に5回以上あると、SASと診断されます。閉塞型、中枢型、混合型などのタイプがありますが、多くは物理的な気道(体内の空気の流れ道)の閉塞(閉塞型)が原因であることが多いです。
 検査は、ご希望の日にご自宅で行い、後日クリニックに来院していただき、結果をお伝えすることになります。
SASの重症度により、マウスピースによる治療、鼻や鼻口マスクを装着して行う持続陽圧呼吸療法(CPAP: Continuous Positive Airway Pressure)、外科的手術があります。

検査結果により、入院しておこなうような精密検査をしていただく場合もございます。
当クリニックでは、検査の流れを含め、治療費、CPAPによる治療の詳細な説明や、使用する医療機器に実際に触れて頂いて治療を開始する方針です。
治療開始後は、月1回受診して頂き、CPAPの使用状況を確認、設定変更などをして、無呼吸の治療を行っていきます。